はじめに
言葉のルーツ オーバーエンチャントとは何でしょう?アルファベットにするとOver Enchant、それぞれの単語が持つ意味とは Over=「過度に、超えて」Enchant=「魔法をかける、悩殺する」 あわせて違訳すると「必要以上に悩殺する」・・・失礼。意訳すると「限界以上の魔法をかける」ということになります。 Overという言葉の響きからしてGame Overなど終焉を示す危険行為を連想するのは筆者だけでは無いことを信じて疑い(略 さて、LineageではOver Enchant(通称:OE)とは武器/防具を保証された限界値以上に強化することを指します。 例えてみるならば100Vで稼働する掃除機に200V印加して2倍の吸引力を期待するようなものです。 メーカーの保証範囲で定格電圧が決まっていますが、過度の電圧を印加することにより運が良ければ性能アップ! 運が悪ければ破損。極端な例ですが、一種のOver Driveと呼べそうですね。 何故いまさら・・・
だらだらと前置きを書くのが習慣になってしまいましたが更に前置き。
2003年5月31日、私は古代のスクロールをゲットしたことにより、初めてOE品を揃えようかなと経済的な余裕ができたのです。
しかし、全体チャットで叫べばすぐに調達できるという私の考えは、甘納豆よりも甘いことに気づきました。
その必要性 Lineageでは醍醐味とまで言われているOE。 失敗すれば蒸発するかもしれない・・・そんなリスクと引き替えに成功すればそのアイテムは更なる価値を生み出すことになる。 成功か否か!それを決めるのはズバリ確率、要するにギャンブルなワケです。 成功すれば大きく黒字ですが、失敗すれば120k以上が一瞬で水の泡ブクブク。 ハイリスクハイリターンな需要と供給の世界があるわけです。そんなワケで今日も誰かが何処かでOE! 成功する割合
基礎知識 防具は防具強化スクロール(通称:n-ZEL)、武器は武器強化スクロール(通称:n-DAI)を貼って強化します。 防具/武器には安全領域が存在し、このMAX値を安全強化限界値と呼びます。 この限界値を超えて強化すると一定の確率で蒸発します。 防具の場合、ノーマル系/エルブン系/ボーン系によって安全領域が異なり、武器の場合は単純に一律です。 さあポイントをまとめますよ。
では、成功確率の詳細について知識を深めましょう。以下の表を参照してください。 背景色■は、データ不足のため筆者の理論妄想値、考え方としては通常の成功率×1/3と更に厳しくなりそうなカンジです。 蒸発しなくても2/3の確率で+0、1/3の確率で+1ということです。 人聞き情報がメインなので情報の正当性は保証できません。ご了承ください。 防具:ノーマル系(古代系は強化不可)
防具:エルブン系
防具:ボーン系
武器:ノーマル系(古代系は一部のみ可)
強化レベルの割合
前提条件 祝福された防具強化スクロール(通称:b-ZEL)、祝福された武器強化スクロール(通称:b-DAI)を使うことによって、 通常の単位強化レベル+1値以上を超えて+1〜+3値を期待することができます。 現在の強化レベルが高いほど高い強化数値が出る確率は低くなる傾向があります。 しかしこれらの祝福された(b-)強化スクロールは非常に高価で通常の(n-)強化スクロールの10倍以上の値段が・・・。 お高いので使う場合には原価に対して使う必要があるかどうかを検討すべきでしょう。 防具/武器 b-ZEL/b-DAIを使った場合の強化レベル発生確率について下記表を参照してください。 これは強化が成功した事を前提の強化レベルが分散する割合です。ボーン系については恐らく例外です。 +9以降に注目すると1/2の確率でしか+1強化できないということになりそうです。 例によって人聞き情報がメインなので情報の正当性は保証できません。ご了承ください。
まとめ
実践しましょう 数値的なデータを提示したとしても実際はバクチです。私の挑戦したOE実績を掲載します。
その価値 最後になりましたがOE品の金銭的な価値について記します。 説明する必要が無いかもしれませんがOE品は需要と供給によって相場が変動します。 趣味で作る+7オーキッシュボウや+5ドワヴィッシュクローク、+9ダガーは別として、相場価格の計算方法は以下の通り。 OE品の価値=強化対象アイテム原価×希少価値度×需要供給度(0.25〜1.00) 需要供給度とb-強化スクを使用する際の黒字分岐点について詳述しようと思ったのですが入門編なのでこのへんにしておきます。 決して作るのが面倒くさくなったワケではないのですよ(汗)。ということで健康的なOEを満喫しましょう〜。 |